Inscripción de Iván Asen II, ブルガリアのヴェリコ・タルノヴォにある教会の中世の碑文
イヴァン・アセン2世の碑文は、ブルガリアのヴェリコ・タルノヴォにある聖四十殉教者教会の中の大理石の柱に彫られた中世のテキストです。柱は教会内部の北側に立っており、建物内に保存されている3本の柱のうちの1本です。
この碑文は1230年に刻まれました。それは、皇帝イヴァン・アセン2世がクロコトニツァの戦いでテオドロス・コムネノス・ドゥーカスを破った直後のことです。この勝利により、ブルガリアはバルカン半島の多くの地域に領土を広げることができました。
このテキストは教会スラヴ語とラテン語で書かれており、中世ブルガリアで公式記録に両方の言語が使われていたことを反映しています。訪問者は大理石の表面に刻まれた文字を今でもはっきりと読むことができます。
碑文は教会の中にあるため、訪問時は控えめな服装が推奨されます。ヴェリコ・タルノヴォのこの教会へは、旧市街地から徒歩で簡単にアクセスできます。
この碑文が刻まれた大理石の柱は、もともと古代ローマの都市ニコポリス・アド・イストルムから運ばれ、後に教会に持ち込まれました。つまり、この石自体が、ローマ時代と中世ブルガリア時代という、まったく異なる二つの歴史的年代をつなげているのです。