Wettingen Reservoir, スイスの貯水池
ヴェッティンゲン貯水池は、リンマト川に作られたダム湖で、コンクリートと石造りの構造物が川の流れをせき止めて形成されています。水域は広い範囲に広がり、周囲には小道が通っているため、歩いて回ったり、さまざまな場所から眺めたりするのが容易です。
この貯水池は1930年代初頭に、地域社会のために水を貯え、川の流れを調整する目的で建設されました。このダム計画は、アールガウ州における水管理と発電にとって重要な一歩でした。
この貯水池はリマト渓谷の産業史をたどる「Industriekulturpfad Limmat–Wasserschloss」の見学地点の一つです。チューリッヒ市電力局が運営する発電所は、4つの開口部をもつ堰のそばのモラッセ岩盤上に建ちます。3基のタービン発電機群と小型の補助機で年間約1億3500万kWhを発電します。
貯水池はリマト谷にあり、右岸がヴューレンロスとヴェッティンゲン、左岸がキルヴァンゲンとノイエンホーフに挟まれています。堰と機械室は川を横切って堅いモラッセ岩の上に並んで建ち、ヴェッティンゲン修道院そばの鉄道橋の50メートル上流に位置します。全長600メートルの魚道フィッシュパス・クラフトヴェルク・ヴェッティンゲンが堰堤をまたいでいます。
タービンの下流では、リマト川の蛇行部の下を通る水中トンネルに水を流し、利用できる落差を大きくしている。主機3台はそれぞれ最大8MW、これに小型の2.1MW機を加えて合計26.1MW、年間発電量は約1億3500万kWhに達する。技術史上の価値から、この発電所は産業文化のみち「リマト–水の城」の見どころの一つになっている。