Fortified Church of St. Arbogast, スイス、ムッテンツのロマネスク様式の要塞教会
聖アルボガスト要塞教会はムッテンツのオーバードルフにあり、身廊、三段高いロマネスク様式の前聖歌隊席、祭壇室、北側の塔で構成される。高さ約7メートルの城壁が狭間と南北二つの門塔を備えて墓地を囲み、壁の外側には番小屋と聖具係の家が寄り添う。
5世紀にアレマン人が放棄されたローマ建築の基礎の上に木造教会を建て、8世紀か9世紀には石造教会が続き、1000年頃に建て替えられた。1356年のバーゼル地震で北壁とヴォールトが崩落すると、コンラート・ミュンヒ=レーヴェンベルクが1359年から再建を進め、1420年頃にハンス・テューリング・ミュンヒ=エプティンゲンが塔を高くし、村の避難所として教会墓地を城壁で囲んだ。
教会にはウルリヒ・ブルーダーによる1504年の後期ゴシック様式の彫刻木天井と、1618年の洗礼盤が残る。1880年の改修で発見されたアルボガスト伝説とニコラウス伝説の壁画は再び漆喰で覆われ、最後の審判だけが1973〜1975年の全面修復まで見えていた。教区は現在もバーゼル=ラントシャフト福音改革派教会に属する。
教会はムッテンツのオーバードルフ、リューティハルトとヴァルテンベルクの丘に挟まれた旧村の中心に建つ。環状の城壁は南北二つの門塔で区切られ、北塔には17世紀の番小屋、南塔には1553年の聖具係の家が接する。教会は現在も地元の改革派教会共同体に使われている。
この建物は、スイスで唯一、防御壁に完全に囲まれた教会です。この特別な要塞化は、中世の不安定な時代にコミュニティを守るために必要でした。