Engelberg Abbey, スイス、エンゲルベルクのベネディクト会修道院
エンゲルベルク修道院は、白い壁と灰色の屋根の棟が雪の斜面に段状に並ぶベネディクト会修道院です。教会は急勾配の濃灰色の寄棟屋根を持ち、左端の四角い塔には時計盤と小さなランタンを備えた緑色の玉ねぎ型ドームが載っています。内部では主祭壇が、赤褐色の空を背景に雲中の人物を描いた絵画を、赤い脈の入った白大理石の枠と金色の柱頭を持つ二本のねじれ柱で囲み、その上に金色の数字を持つ青い楕円の時計が据えられています。
この修道院は1120年に創設され、何世紀にもわたってこの地域を形作ってきました。1729年の大火で元の建物は破壊され、完全なバロック様式の再建が行われ、現在の外観になりました。
修道院の名は創設文書に「天使の丘」を意味する Mons Angelorum として現れ、谷の名エンゲルベルクもこれに由来する。1851年以降、Stiftsschule は修道院長の委託で寄宿学校を運営し、ドイツ語・英語の二言語マトゥーラと国際バカロレアを提供する。2025年の修道共同体は17人だった。
修道院はエンゲルベルクの村を見下ろす斜面にあり、バロック様式の教会と連なる修道棟が中庭を囲み、教会へは修道院の敷地内から入る。現役のベネディクト会修道院で寄宿学校も運営しているため、建物の一部は見学できない。1730〜1737年に再建された教会には、137ストップの主オルガンと1964年にエミール・エッシュマンが鋳造した鐘がある。
修道院は、複合施設のエネルギー需要を賄うため、独自の水力発電所を運営しています。この自給自足は、コミュニティが何世紀にもわたって自らを維持しつつ、現代技術を取り入れてきたことを反映しています。