Canaschal Castle, スイス、グリソン州の城跡
カナスカル城はグリソン州にある中世の城跡で、西側の塔は3階建てで壁の厚さは約2.2メートルあります。主塔は約7.6メートル×8.2メートルで、南側の石の開口部には建設当時の精巧な装飾が見られます。
城を築いた人物は不明で、1945年のハンス・エルニの地元年代記が714~718年頃のピピン3世による創建を伝えるが、確認されていない。西塔は13世紀初頭、東塔は12世紀のものと推定される。14世紀にヴィルデンベルク家が領主権をレーツュンス家に質入れし、1425年にはヘーヴェン家に移った。1470年7月2日、過失による火災で城は焼失し、その後放棄されたと考えられている。
カナシャルという名は一貫して使われておらず、遺跡はホーエントリンスとも呼ばれた。16世紀のウルリヒ・カンペルの年代記は、トリンの二つの城、ホーエントリンスとポビエシュを記し、これはおそらくゾーニ・パルカーツィとカナシャルを指す。地元の伝承はカール大帝の父ピピン3世を創建者とし、隅石には王冠を戴く王の顔が刻まれていたが、今は風化している。
遺跡へのアクセスは、標高約876メートルの山岳地帯に位置し、マークされたハイキングコースをたどります。地形は急峻で不整地なので、丈夫なハイキングブーツと天候に合った服装を推奨します。
丘の上で二つの塔は約150メートル離れて立つ。最高地点にある東塔はほぼ完全に崩壊し、西塔は今も三階分の高さを保つ。南西の隅石には王冠をかぶった王の顔、すなわちピピン短躯王とされる像が刻まれていたと伝わるが、風化で見えなくなっている。