Musée d'Horlogerie du Locle, スイスのル・ロックルにあるテクノロジー博物館
ル・ロックル時計博物館は、1780年から1790年に建てられた小規模な田園邸宅シャトー・デ・モンに入っており、市街中心から北へ約1キロの丘の上に位置する。1階には時計ムーブメントの技術史が密度高く展示され、公園風の庭には複数の日時計、大きな彫刻時計、アル・ジャザリの象時計の複製が置かれている。
モン城は1780年から1790年にかけてデュボワ家のために建てられた。時計職人ジョルジュ・デュコマンが1912年に購入して英国式庭園を整え、1954年に娘がこの屋敷をル・ロックル市に売却した。市はここに時計博物館を設け、1959年5月23日に開館した。この邸宅はスイスの国家的に重要な文化財に指定されている。
博物館の名は時計の町ル・ロックルに由来し、収蔵品はその職人技を映している。18〜19世紀の機械音楽や歌う鳥を備えたスイス製オートマタ、シャルル・アンドレ・ブールによる寄木細工の時計ケース、ヌーシャテル風のペンデュールなどである。小ホールではオートマタが動く様子を映像で見られるが、実物は来館者のために動かされることはない。
博物館は市街中心から北へ約1キロの丘の上、モン城にあり、町歩きの途中ではなく徒歩か車での訪問が向いています。アルフレッド・シャピュイの研究資料やタルディの旧蔵書を収める時計学の図書館は、研究者のみ予約制で利用できます。東へ数キロのラ・ショー=ド=フォンにある国際時計博物館と合わせて訪れる人が多くいます。
公園のような庭園にはいくつもの日時計と大きな彫刻時計が置かれ、その中には12世紀の技術者アル=ジャザリーが『巧妙な機械装置の知識の書』で記した水時計、象の時計の複製もある。博物館は2009年から2年に一度、計時精度競技会を開いている。