Qianling Mausoleum, 中国陝西省乾県にある陵墓
乾陵は、中国の乾県にある梁山に築かれた皇帝の陵墓で、長い軸に沿って複数の建築段階が連なっています。谷の入り口から儀礼用の階段を経て頂上へと続き、そこに主な埋葬室があります。上る道には石造りの守護像や柱が並んでいます。
この墓は高宗皇帝のために造られ、後に中国初の女性皇帝である武則天も埋葬されました。建設は数十年にわたり、唐時代の政治力と芸術の成熟を反映しています。
唐の時代、こうした墓地は敬意を表し記憶を留める場所でした。現在でも参道沿いに、注意深く配置された石像を観察できます。その配置は宇宙観に基づき、各要素が来世への象徴的な意味を持っています。
石段は不ぞろいで道が長いため、歩きやすい靴が必要です。見学には数時間かかるので、早めに出発すると昼の暑さを避けられます。
入口近くに大きな無字碑があり、何世紀にもわたって目に見える文字が刻まれることはなく、多くの解釈を生んできました。皇后は意図的に文字を残さず、自分の功績が言葉に尽くしがたいことを示したという説もあります。