Pagoda of Master Fanzhou, 中国山西省の建物
泛舟禅師塔は、中国山西省運城市の報国寺跡に建つ、平面が円形の単層煉瓦塔で、高さ10メートル、基底部の直径5.75メートルです。方形の倚柱が塔身を八間に分け、南面に長方形の門、北面に塔銘、他の面に仮門と直櫺窓を設けます。軒は木造を模した垂木と瓦当を備え、塔刹は覆鉢、蓮弁、火焔宝珠で飾られています。
建設は貞元9年(793年)に始まり、塔銘は長慶2年(822年)に刻まれた。唐代皇族の出身で、高宗の孫あるいは邠王李守礼の子孫と伝わる泛舟禅師の墓塔である。長く前に廃絶した報国寺に属し、2001年に全国重点文物保護単位に指定され、2013年から2014年に修復された。
この塔の名は、遺骨を納めた唐の僧・泛舟に由来する。ドイツ語版は唐代の高僧とし、中国側の報道は皇帝高宗の孫、あるいは邠王李守礼の子孫とする李家の皇族との関係を伝える。北面に嵌め込まれた塔銘は『安邑県報国寺故開法大徳泛舟禅師塔銘并序』と題し、その生涯と建塔の経緯を記す。
塔は運城市塩湖区大渠街道寺北村の報国寺跡に建つ。高さ10メートル、単層の建物で、上るための階段はなく、内部を登って見学するものではない。2013年から2014年にかけて修繕された。村の小道を歩いて近づき、円形の平面と北面に嵌め込まれた塔銘を間近で見る。
北面に嵌め込まれた「安邑県報国寺故開法大徳泛舟禅師塔銘并序」と題する塔銘は、古代中国の石刻では珍しい左から右へ縦書きする配列で刻まれている。泛舟禅師の生涯と塔の建立の経緯を記す。