Flora und Botanischer Garten Köln, ドイツ、ケルンのリール地区にある植物園
フローラ・ケルン植物園はケルン市立の植物園で、リール地区にあり、数度の拡張を経て11ヘクタールを超える。中心となるのは「フローラ」と呼ばれる祝祭館で、長さ57メートル、幅22.5メートル、高さ18メートルの鉄とガラスの冬園であり、ロンドンのクリスタル・パレスとパリのジャルダン・ディヴェールを範としている。その前にはフランス・バロック様式に倣ったパルテールが石縁の円形水池と噴水を囲み、平行なペルゴラを伴う五段の滝はイタリア・ルネサンス様式に従っている。
庭園は1862年、ケルン市民が中央駅建設で立ち退いた大聖堂そばの旧植物園に代わる委員会を設立したことから計画された。10万ターラーの資本金を持つフローラ社は、動物園に隣接するリール地区の5.6ヘクタールの土地を購入。当時73歳のペーター・ヨーゼフ・レンネが混合ドイツ様式の設計を手がけ、弟子ユリウス・ニープラシュクが実施した。1864年8月14日、コンサートと花火で開園した。
園の名は花のローマ女神フローラに由来し、同名の祝祭館はコンサートや舞踏会に使われた。1898年に増築された音楽堂は2457人を収容し、ケルン最大のホールだった。1906年のユーゲントシュティール様式の砂岩の庭「フラウエン・ローゼンホーフ」はヨーゼフ・マリア・オルブリヒ設計で、ドイツ美術展の名残をとどめている。
入場は一年中無料で、小道は野外から熱帯の温室までさまざまな気候帯を抜けて続きます。春と秋は、多くの植物が咲いたり色づいたりするため、訪れるのに適しています。
園内で最も古い樹木は開園当時に由来し、60点以上が天然記念物に指定されています。テーマ別の区画にはヒース園、シダ園、香りの園、薬用植物園のほか、地元作物を育てる農家の庭があります。