Kummerower See, ドイツ、メクレンブルク=フォアポンメルン州の湖
クンマーロー湖はドイツのメクレンブルク=フォアポンメルン州にある湖で、長さ約11km、平均幅4km、最大水深23.3mである。西岸は葦が密生し湿地状だが、東岸は葦が少ない。湖はマルヒン、ダルグン、デミンに挟まれ、ペーネ川が流出する。
クンメローヴァー湖は、ヴァイクセル氷期のポメラニア期に氷下の融水で形作られた全長約30キロの氷河谷マルヒナー盆地にある。13世紀には湖の漁業権をめぐり、デミン市とダルグン修道院、フェルヒェン修道院が争い、両修道院は日付を遡らせた偽造文書を用いた。1292年、ポメラニア公がダルグンとの争いを調停し、修道院には漁業とペーネ川の魚止め堰の運営を認め、デミン市には自由航行を保証する一方、湖での漁は小型網と釣りに限らせた。
湖名は南岸のクンメロウ村に由来する。13世紀、湖の漁業権をめぐってデミン市とダルグン修道院、フェルヒェン修道院が争い、修道院側は日付を遡らせた偽造文書を用いて権利を主張した。デミンはやがてフェルヒェン修道院の権利を買い取り、1292年にはポメラニア公たちがダルグンとの争いを調停し、修道院にはペーネ川での漁と魚止め堰の設置を認め、デミンには自由航行を保証した。
西岸は葦が密生した湿地で、乾いた足で水辺に近づけるのはザーレムだけであり、そこでは湖底も最も急に落ち込む。東岸は葦がはるかに少ない。北東岸のフェルヒェンからグラヴェロッテ港まで2.8kmの自然体験遊歩道が延び、湖では遊覧船も運航している。
湖面は海面より20~30センチ高いことが多いが、流出部から河口までのペーネ川の川底は一貫して海面下1.5メートル以上にある。そのため水位や流れる向きはオーダー川、シュテッティン潟、ポメラニア湾の影響を受ける。