St. Trudpert's Abbey, ドイツ、黒い森のミュンスタータール渓谷にあるベネディクト会修道院
聖トルートペルト修道院は、ドイツの黒い森のミュンスタータール渓谷に建つベネディクト会修道院で、赤い粘土瓦で覆われた三廊式のバロック様式の教会があります。敷地には、教会を囲むように住居兼サービス棟が配置され、一体となった建物群を形成しています。
この修道院は7世紀にアイルランド人の宣教師トルートペルトによって創設され、その後数世紀かけて有力な宗教機関へと成長しました。ドイツ農民戦争と三十年戦争で大きな被害を受け、その後バロック様式で大部分が再建されました。
この修道院の名前は、中世初期に宣教師としてこの渓谷を訪れたアイルランド人修道士に由来します。教会内では、何世紀にもわたってほぼそのままの状態で残っているバロック様式の芸術作品や装飾を見ることができます。
この修道院は現在、聖ヨセフ修道女会によって運営されており、敷地の一部は常に一般公開されているわけではありません。訪れる前に、どのエリアを見学できるか事前に確認することをお勧めします。
この修道院の富の大部分は周辺地域での銀採掘から得られたもので、これは宗教共同体にとって異例の収入源でした。最盛期には、複数の渓谷にまたがる領地を支配し、中世のこの地域で最も裕福な宗教的中心地の一つとなっていました。