Johannes a Lasco Library, ドイツ、エムデンにある研究図書館兼博物館
ヨハネス・ア・ラスコ図書館は、エムデンにある研究図書館兼博物館で、市内の大教会の修復された外壁の中にあります。約13万冊の図書に加え、改革派神学と近世宗教史に焦点を当てた写本や文書を所蔵しています。
エムデンの大教会は15世紀に建てられ、1943年の空襲で大部分が破壊されました。3年間の工事を経て、ヨハネス・ア・ラスコ図書館は1995年にその廃墟の中に開館しました。図書館の起源は、1559年から続くエムデンの改革派教会共同体の文書庫と蔵書にあり、教会長老ゲルハルト・トム・カンプの私設図書館として始まりました。
図書館の名は、1540年から1555年までエムデンで活動し、自らの蔵書を残したポーランド出身の改革者ヨハネス・ア・ラスコにちなみます。所蔵にはエラスムス、ア・ラスコ本人、アルベルト・リッツェウス・ハルデンベルク、ペトルス・メトマンの各蔵書に由来する本が含まれます。2001年からは第二次世界大戦前のエムデンを記録する画像アーカイブが作られています。
建物は車椅子でアクセス可能で、コレクションの一部はオンラインポータル「Reformed Online」で閲覧でき、事前に訪問の準備をしやすくなっています。最も貴重な資料に興味がある場合は、どの資料が館内で閲覧可能かを事前に確認してください。
商人ヨハン・フィリップ・ヤンセンは1993年、約2,000点の蔵書を図書館に寄贈した。その中には20点のインキュナブラと16世紀の貴重な刊本が数点含まれる。彼の指示により、このコレクションは専用の部屋に収められている。図書館はほかに、エラスムス、ヨハネス・ア・ラスコ、アルベルト・リッツァエウス・ハルデンベルク、ペトルス・メトマンの個人蔵書に由来する本も所蔵している。