Ancient Theatre of Epidaurus, ギリシャのエピダヴロスにあるギリシャ劇場
エピダウロス古代劇場は、テアトロン、直径20メートルの円形オルケストラ、部分的に残るスケネを備えたヘレニズム時代の劇場である。観客席は幅1.82メートルの水平通路で、12の楔形ブロックからなる下段と22の上段に分かれる。両段の最下列は要人のためのプロエドリア席となっている。
パウサニアスによれば、建築家ポリュクレイトス(子)が紀元前4世紀末、およそ紀元前340〜300年にアスクレピオスの聖域内にこの劇場を建てました。音楽・歌唱・演劇の競技を神の崇拝の一環として催し、1万3000〜1万4000人を収容しました。演劇を見ることが心身の健康に良いと信じられ、病人の治療にも用いられています。多くのギリシア劇場と異なり、ローマ時代に改修を受けませんでした。近代最初の公演は1938年のソフォクレスの『エレクトラ』で、ディミトリス・ロンティリスの演出、カティナ・パクシヌーとエレニ・パパダキが出演しました。上演は1954年に再開し、1955年から毎年恒例のフェスティバルとなりました。
この劇場では、アテネ・エピダウロス・フェスティバルが開催され、何十年もの間、夏の間に古代ドラマや現代作品が上演されてきました。訪問者は、かつて何千人もの観客を収容していた同じ石の座席が、今日でも劇場公演の座席として使われているのを観察できます。
劇場は丘の斜面にあり、上の方の座席からは全体をよく見渡せますが、下の方の座席は舞台に近くなります。丈夫な靴を履き、水を持参してください。座席を登るのは疲れることがあり、日陰は限られています。
劇場の音響は非常に精密に設計されており、舞台からのささやきが60メートル以上離れた最後列まで明確に届きます。これは、建築家が音を自然に空間全体に運ぶために、特定の数学的比率と角度を設計に組み込んだためです。