Underground Cistern of Mycenae, ギリシャのミケーネにある地下の貯水池。
ミケーネの地下貯水池は、複数の段に分かれた約90段の階段を下りて行く水槽です。内部は長方形の地下空間で、壁は特別に処理され、上から水がしみ込むようになっています。
この貯水池は紀元前13世紀に、ミケーネの防衛インフラの一部として建設されました。城壁の外にある自然の泉から水を得て、用水路システムを通して運ばれ、紛争時の集落の生存を確保しました。
この貯水池は、ミケーネ人が要塞内で日常の水需要を解決するために工夫したことを示しています。住民は階段を下りて容器に水を満たし、包囲や干ばつの間はこの地下水源に頼っていました。
訪問には懐中電灯またはヘッドランプが必要です。階段と地下の部屋はかなり暗いためです。地下の空気は冷たく、階段が滑りやすいので、頑丈な靴を推奨します。
垂直の立坑の天井には、入ってくる水のろ過システムとして機能するよう慎重に配置された石があります。この精巧な配置は、古代の技術者が水を貯蔵するだけでなく、使用前に水質を改善していたことを示しています。