Nobile Teatro di San Giacomo di Corfù, ギリシャ、コルフの歴史的中心部にあるオペラハウス
ノビーレ・テアトロ・ディ・サン・ジャコモ・ディ・コルフは、ギリシャのコルフ島にあった劇場で、1693年にヴェネツィア貴族の集会所として設立され、1720年に劇場に改装されました。ギリシャ初の近代劇場であり、1733年から1893年までギリシャ・オペラの中心地となりました。建物と歴史的公文書は1943年のドイツ空軍の爆撃で破壊されました。
この建物は1693年にヴェネツィア統治下で建てられ、1720年に劇場に転用されました。この転用により、ギリシャで最初の近代劇場となりました。
劇場の名は、コルフにある聖ヤコブに捧げられたカトリック大聖堂に由来します。観客は軽妙な喜劇オペラであるオペラ・ブッファを好み、一座は主に南イタリアから来ていました。そこで成功した歌手は「applaudito in Corfù」の称賛を受けたという口承があり、島民の耳の肥えた音楽趣味を物語っています。
劇場は現存しません。1892年に市庁舎へ転用され、後を継いだコルフ市立劇場は1943年のドイツ空軍の空襲で歴史的公文書とともに焼失しました。サン・ジャコモの舞台は現地に残っていないため、来訪者はコルフの音楽コレクションでその記録をたどることになります。
1867年、この劇場で完全にギリシャ語で書かれたオペラ『O Ypopsifios』の初演が行われました。ギリシャ語のリブレットを持つオペラがプロの舞台で上演されたのはこれが初めてであり、ギリシャ語音楽の転機となりました。