Ancient theatre of Lyon, フランス、リヨン5区にあるローマ劇場
リヨンの古代劇場はフォルヴィエールの丘の斜面に築かれた単一のローマ劇場で、平らなオルケストラを同心円状の石の客席が囲みます。客席は段階的に造られ、当初は約5,700席、後に三段目の客席が加えられて直径108メートル、10,000席となりました。客席の背後には崩れたヴォールトの壁と階段が残り、隣接するオデオンは別の建造物です。
この劇場はフルヴィエールの丘の斜面に接して二段階で造られた。初期帝政期、おそらく紀元前15年頃のアウグストゥス治下に約5,700席の最初の建物が築かれたが、ネロの時代とする研究者もいる。後に三段目の客席が加えられ、収容人数は約1万人に達した。トラヤヌスまたはハドリアヌス治下とするこの拡張の年代は仮説にとどまる。
現在、この劇場では夏のフェスティバル「ニュイ・ド・フルヴィエール」が開かれ、階段席の下のオルケストラで公演が行われる。スエトニウスは、オデオンがまだなかったため、カリグラがルグドゥヌムでギリシア語とラテン語の弁論競技を催したと記し、その会場がここだった可能性がある。ディオ・カッシウス断片は、ローマを追われた舞踊教師が3世紀初めにこの劇場の観客を魅了したと伝える。
劇場へは旧市街ヴュー・リヨンからフルヴィエールの丘の急な通りと階段を上って徒歩で向かいます。遺跡は山頂すぐ下のミニム台地にあります。客席は凹凸のある古代の石で、上段の座席には金属製の手すりが沿っています。オルケストラと遺構脇の舗装された広場は平らです。
12世紀には舞台の壁がサン・ジャン大聖堂などの建材を得る石切場となり、隣接するオデオンの階段には石灰窯が設けられた。その後、丘の砂利と泥が遺構を何世紀も覆い隠した。