St. Sergius Institute, フランス、パリにある東正教神学の私立高等教育機関
Institut Saint-Sergeは、パリ19区のビュット・ショーモン公園近くに位置する、正教神学を専門とする私立高等教育機関です。クリメ通りにあり、ロシア正教会の教区教会であるサン・セルジュ教会と同じ敷地を共有しています。
この学院は1925年に設立され、セルジュ・ブルガーコフを初代学長として、西ヨーロッパで最も古い正教神学の学校となりました。学院の名称は、ロシアの宗教的伝統において深く崇敬されるラドネジの聖セルギイに由来しています。
1953年以来、毎年行われる典礼研究週間には、ヨーロッパ各地から学者や聖職者が集まり、キリスト教の儀礼について意見を交わします。図書館にはロシア語やスラブ語の宗教文献が豊富に所蔵されており、ロシア移民社会に根ざした学校の出自を反映しています。
学院はパリ中心部からアクセスしやすく、最寄りのメトロ駅はローミエール駅です。一般的な観光地ではありませんが、正教神学や宗教建築に関心のある訪問者は、開館時間中に敷地内や教会を見学することができます。
学院が入る建物は、もともと1860年頃にパリのドイツ人プロテスタント共同体のために建てられたルター派教会でした。第一次世界大戦中にドイツ人所有者から接収されたこの建物は、1924年に学院が取得しました。