St. Paul's Church, Strasbourg, フランス、ストラスブールにあるゴシック・リバイバル教会
サン・ポール教会は、ストラスブールのサント・エレーヌ島南端、イル川とアール川の合流点に建つネオゴシック様式の教会です。ピンクがかった褐色の石の正面には、76メートルの双塔がそびえ、四角い基部が尖塔と小尖塔を備えた八角形の先端へと続きます。三つの尖頭アーチのポータルの上にバラ窓があり、塔の内側面には二つの時計が正面を向いています。内部はギリシャ十字平面のホール式教会で、高さ20メートルのヴォールト、側廊上のギャラリー、天使と四福音書の象徴が描かれたリブ・ヴォールトが見られます。
この教会は1892年から1897年に建築家ルイ・ミュラーによってプロテスタントのドイツ守備隊のために建てられ、1897年5月9日に献堂されました。16の扉はドイツ軍の階級の数に対応し、兵士は階級に応じて入場しました。1918年以降はストラスブールの第2改革派教会となり、1944年の爆撃で後部礼拝堂が破壊され、1950~60年代様式で再建されました。ファサードと尖塔は2009年から2014年にかけて修復されました。
教会は使徒パウロにちなんで名付けられましたが、1919年以降はルター派ではなくアルザス・ロレーヌ福音主義改革派教会に属しています。ナルテックスにはルター、カルヴァン、ツヴィングリ、メランヒトンの改革者胸像が並び、聖歌隊席には1944年以降に設置されたエリック・ド・ソシュール兄弟作の5枚の具象ステンドグラスがあります。
教会はイル川のほとりにあり、市内中心部から徒歩で簡単にアクセスできます。礼拝の時間以外に訪れると、自分のペースで内部を見学する価値があります。
教会の周囲には16の扉があり、これは当時のドイツ軍の階級の数と同じです。各階級は専用の扉から入り、割り当てられた席に向かいました。ドイツ語の資料では入口は全部で19とされています。身廊は当初4ベイで約5メートル長くする予定でしたが、基礎工事の問題と費用の増大により、ギリシャ十字形に短縮されました。