Tour Brune, フランス、アンブランの要塞塔
トゥール・ブリュンヌは、アンブランのノートルダム大聖堂のそばに建つ、粗い明灰色の石積みの方形の主塔です。厚さ1.80メートルの壁が高さ27メートルまで伸び、1927年に造られた平らな胸壁テラスがあり、狭間の下に丸いアーチが並びます。正面には鉄格子の付いた細い開口部が三つあり、胸壁の後ろに丸屋根の小塔が立っています。
トゥール・ブリュンヌはアンブランの大司教たちの旧天守で、13世紀から大聖堂ノートルダムのそば、大司教宮殿の最も古い部分に接して築かれた司教区施設の数少ない遺構です。レアロンやサン=クレマン=シュル=デュランスの塔と同様に見張りに使われ、のちに宝物庫、武器庫、住居、倉庫、時には牢獄となり、ナポレオン時代の囚人の落書きが残ります。1789年以降、宮殿が兵舎になるとその貯水槽となりました。1934年に町が取得し、1927年3月5日の命令で歴史的記念物に指定されています。
塔の名は古い呼称「トゥール・ダンブリュヌ」に由来するとされます。1996年7月11日からフランス初の景観博物館となり、エクラン国立公園の常設展示を収めています。0階は岩と時間、1階は水と光、2階は空間の記憶、3階は人と領域、テラスは国と景観がテーマです。構想はProspective & Patrimoineのパスカル・モットゥーラによるものです。
塔はアンブラン中心部、ノートルダム大聖堂の向かいに立っています。1996年からエクラン国立公園の常設展示、公園初の景観博物館を収容しています。通路の高さに設けられた床で結ばれた頂上のテラスには、方位盤があります。
今日塔を戴く城歯のある屋根線は中世のものではなく、1920年代後半にアヴィニョンの教皇宮殿に触発されて追加されました。それ以前は、塔には木造のピラミッド型の屋根がありましたが、それは完全に消滅しています。