Pic du Midi Observatory, フランスのピレネー山脈にある天文台
ピック・デュ・ミディ天文台は、フランスのピレネー山脈の標高約2900メートルに位置する天文施設で、現代的な研究設備を備えています。この山岳地帯では、建物と機器が天体観測やさまざまな科学的測定を支えています。
天文台の建設は1878年にラモン協会の下で始まり、1881年に気象観測所として開設された。費用の増大により協会は運営を手放し、1882年8月7日に国立機関となった。1903年にはトゥールーズ大学の管轄に入り、1908年には38cm赤道儀反射望遠鏡用の8メートルドームが完成した。
この場所は、博物館とプラネタリウムを通じて科学と一般の関心を結びつけており、訪問者は天体観測を直接体験できます。学校や研究者がここに集まり、一緒に宇宙を探求しています。
天文台はピレネー山脈のピック・デュ・ミディ・ド・ビゴール山頂、標高2880メートルに位置し、トゥールーズから150キロ、スペイン国境から30キロです。1952年に建設され1996〜1999年に改修されたロープウェイが、約20キロ離れたスキー場ラ・モンジーと山頂を結びます。気候のため工事は年に4か月しか進まず、冬以外でも雪や急な寒さに備える必要があります。
フランス最大の口径2メートル・ベルナール・リヨ望遠鏡は1980年に稼働を始め、恒星の分光偏光測定に使われている。1963年にはNASAの資金でゲンティリ・ドームに106cm望遠鏡が設置され、アポロ計画に向けて月面を詳細に撮影した。太陽コロナ観測用のコロナグラフも開発された。