Torra di Caldanu, フランス、コルシカ島のルミオ近くにあるジェノバ時代の防御塔
トッラ・ディ・カルダヌは、高さ約12メートルの円筒形の石造りの塔で、防御のために厚い壁を持っています。屋上の台からは、地中海の海岸線を広く見渡し、近づく脅威を察知することができました。
1530年から1620年の間にジェノバ共和国によって建てられたこの塔は、海賊の攻撃からコルシカ島の海岸を守るために作られた多くの防御拠点のひとつです。海の脅威が大きかった時代に、島を守るネットワークの一部を形成していました。
この塔は、雨水をためる水槽、アーチ状の部屋、防御のための設備など、ジェノバの軍事建築の特徴を示しています。これらの要素は、当時の人々が沿岸防衛のニーズに合わせて建築方法を工夫したことを表しています。
塔へは海岸沿いのハイキングコースをたどって行けます。頂上からは地中海の景色がよく見えます。道は起伏があり、ところどころ足元が悪いので、丈夫な靴を履いてください。
トッレジャーニと呼ばれる衛兵たちは、火と煙の信号を使って近くの他の塔と通信する巧みなシステムを使っていました。この視覚的なネットワークにより、遠くの脅威に関する警告が海岸に沿って素早く伝わりました。