Torra di Mortella, フランスのサン=フロラン近くの地中海沿岸にあるジェノヴァの防御塔。
モルテッラ塔は、サン=フロラン近くのプンタ・モルテッラに建つ、四角い平面の荒い石積みの廃墟となったジェノヴァ塔で、淡いベージュと灰色の石を重ね、低い岩の基盤の上に立つ。下半分は充実した石積みで、上部には左に開いたアーチ窓、その右に小さなアーチ開口があり、いずれも切り石で縁取られている。屋根の線と右上の角は崩れて階段状の輪郭をなし、右側面は基部に向かって細くなる。
この塔は、1563年から1564年にかけて、建築家ジョヴァン・ジャコモ・パレアリ・フラティーノの設計のもと、ジョルジョ・ドーリア大佐の指揮で建設された。1530年から1620年にジェノヴァ共和国がバルバリア海賊に備えて築いた沿岸防備の一つである。1794年2月、イギリス軍艦2隻の海上攻撃は失敗し、デイヴィッド・ダンダスとジョン・ムーア率いる陸上部隊が2日間戦った末に陥落した。1796年、イギリス軍はコルシカを去る際に塔を爆破した。
1794年に塔を占領したイギリス軍はその設計を模倣し、名前を「マルテッロ」と綴り間違えたことが、帝国各地のマルテッロ塔の名の由来となった。廃墟となった塔は1991年3月8日に歴史的記念物に指定され、1980年からは Conservatoire du littoral が敷地を所有している。
塔は歩道でアクセスできる岬にあり、訪問者は様々な角度から塔に近づくことができます。訪れるのに最適な時間帯は、太陽が構造物に強い影を作らない早い時間帯です。
イギリス陸軍は後に、この場所の名前の綴り間違いからマーテロー塔と名付けた同様の塔を帝国全体に建設しました。この命名ミスは広く普及し、その呼称は今日でも世界中のそのような構造物に使われ続けています。