Nimrod Fortress, シリア、ゴラン高原の中世要塞
ニムロッド要塞は、ヘルモン山南斜面の標高約800メートルの狭い尾根に築かれた、アイユーブ朝とマムルーク朝の城塞跡である。淡灰色と黄褐色の大きな切石を積んだ城壁は長さ約420メートル、幅60〜150メートルで、長方形と半円形の塔、東端には高く築かれた主塔がある。西側には独自の堀と跳ね橋を備えた内郭がある。
アル・アジズ・ウスマンは、十字軍の侵攻から地域を守るために1228年にこの要塞を建設しました。その後、マムルーク朝の支配者たちが数世紀にわたって要塞を拡張し、強化しました。
この要塞は、何世紀にもわたって複数の支配者が残した建築技術を示しており、この戦略的な場所を支配したさまざまな王朝を反映しています。それぞれの時代が独自の建築様式を構造物に加えた様子を見ることができます。
この遺跡には、遺跡内を巡る整備された遊歩道があり、主要な場所には案内板があります。丈夫な靴を履き、各エリアをゆっくりと回る時間を取りましょう。
バイバルスの紋章である、足でネズミと遊ぶ若い獅子を浮き彫りにした石が2点、要塞内で見つかっている。1点目は1998年に内側の塔の中で発見され、2点目は約15年後に外側の東壁で見つかった。こちらは25%大きく、獅子の頭部を欠き、遠くから見える位置に置かれていた。