Megiddo amphitheatre, イスラエル、メギドのローマ軍事劇場
メギド円形劇場は、イスラエル北部のメギド(アルマゲドンとも呼ばれる)近郊にある古代ローマの軍事劇場です。自然の斜面を利用した楕円形の構造で、かつて深い赤色に塗られた石造りの壁が残っています。
この円形劇場は2世紀に第6軍団のローマ軍駐屯地の一部として建設されました。この駐屯地は数世代にわたってこの地域の重要な軍事拠点として機能した後、3世紀末から4世紀初頭にかけて放棄されました。
兵士たちはこの場で訓練や行進を行い、復讐の女神ネメシスへの宗教的な儀式も行っていたとみられています。現地で発見された小さなランプや遺物は、ここで女神への供え物が捧げられていたことを示しています。
この遺跡はメギドの町の近くにあり、公共交通機関の便が限られているため、車でのアクセスが最も便利です。発掘調査が現在も進行中のため、時期によっては一部のエリアへの立ち入りが制限される場合があります。
この場所はもともとあった粘土採掘場を利用して建設されています。ローマ人が来る前から地元の人々が土器用の粘土を採掘していたため地面に窪みができており、ローマ人はその窪みを円形劇場の場として活用しました。295年のきれいな状態の金貨が出土しており、発掘の中でも特に重要な発見のひとつとなっています。