ラティーナ, イタリアのラツィオ州にある県都
ラティーナは、ラツィオ州の同名の県の県都で、ローマの南約62キロメートル、干拓された沼地に位置しています。1930年代の合理主義建築が街並みを形作り、まっすぐな大通りと、ポポロ広場にある中央の時計塔があります。
この都市は1932年にリットリアという名前で、ポンティーネ沼地のファシスト排水事業の一環として誕生しました。フリウリとヴェネトからの入植者が、新しく形成された農業景観の最初の住民として定住しました。
この名前は歴史的なラティウム地方に由来し、その遺産は街路名や公共広場に今も残っています。広い大通りが規則正しい住宅街区を囲み、中央の市場広場は毎週の買い物や住民同士の会話の場となっています。
鉄道でローマへ約1時間、ナポリへ約2時間で到着します。バス路線は県内の小さな町を結んでいます。東端の工業地帯では製薬と化学製品の生産が中心です。
市の紋章には市庁舎の時計塔と小麦の穂が描かれ、ラテン語の碑文「LATINA OLIM PALUS」(「ラティーナ、かつて沼地」の意)が記されています。このモットーは、排水前の土地の元の状態を思い起こさせます。