カンピテッロ・ディ・ファッサ, コムーネ
カンピテッロ・ディ・ファッサは、ドロミテの中心部、海抜約1,100メートルのファッサ渓谷にある山の自治体です。村の通りには石造りの家々が立ち並び、木製のバルコニーが特徴です。渓谷の両側には、高い石灰岩の岩壁がそびえています。
ファッサ渓谷には中世にラディン語を話す人々が定住し、山の斜面で農業や牧畜を営んでいました。19世紀になると最初の登山者がこの地域を訪れ、カンピテッロは次第に登山や山旅の拠点となりました。
地元の人々はラディン語を話します。この言語はレト・ロマンス語派に属し、この渓谷で何世紀にもわたって話され続けてきました。看板や店の名前、地元の祭りにはこの生きた言語が反映されており、イタリア北部の他の多くの場所とは異なる雰囲気を村に与えています。
村の中心部からケーブルカーが出ており、コル・ロデッラまで運んでくれます。そこからはハイキングコースが網の目のように広がっています。夏と冬では状況が大きく異なるため、出かける前にトレイルやリフトの利用可能性を確認することをおすすめします。
カンピテッロ周辺の山頂を構成する岩は、三畳紀のサンゴ礁や海洋生物から海底で形成されました。この由来により、崖の色は淡く、ほぼ白に近い色をしています。このことが、これらの山々を他のアルプス山脈の暗い花崗岩とは一線を画しています。