Pragser Wildsee, イタリア、南チロル・プラーグスの高山湖
プラグザー・ヴィルトゼーは南チロルの標高1,494メートルに位置し、エメラルドグリーンの湖水が約31ヘクタールに広がり、そびえるドロミテの峰々が周囲を囲みます。湖岸は自然な楕円形をしており、片側は密な森、もう片側は急峻な岩場がそびえています。
第二次世界大戦中、湖周辺は1945年の解放直前に強制収容所の囚人たちの集合場所となりました。現在、湖畔にはこの地域の歴史の一章を記念する銘板が設置されています。
ラディン人の伝承では、この湖はファネス王国と結びつけられています。その民の生き残りがゼーコーフェルの岩の穴から現れ、女王と英雄ルヤンタに導かれて舟で湖を一周するといいます。ラディン語の地名サス・ドラ・ポルタ(門の山)は、湖南端にある埋もれた地下世界の入口を指します。
夏季、車でのアクセスは事前予約が必要です。道路は到着数を管理するために制限されるからです。早朝または午後遅くに到着すると、混雑を避けやすく、駐車場も見つけやすくなります。
湖を見下ろすクローダ・デル・ベッコのラディン語名サス・デラ・ポルタ(門の山)はファネス伝説に由来し、ファネス王国の地下への入口は湖の南端にあり、水面から舟で到達できたとされます。ヘルマン・フォン・ギルムは1863年に詩『Der alte Schütz am Pragser See』を発表しました。