Palazzo Bernocchi, イタリア、ミラノの建築群
パラッツォ・デッラルテ・ベルノッキは、3層のバシリカ式平面を持つ建築群で、ピンクのバベノ花崗岩の大きなアーチが入口を囲んでいます。内部はガラスブロックの天井要素を通して自然光がたっぷりと入り、展示や文化イベントのために明るい空間が造られています。
織物実業家で上院議員のアントニオ・ベルノッキは、芸術の宮殿のためにミラノ市へ500万リラを遺贈したが、着工前の1930年に死去した。ベルノッキ財団はジョヴァンニ・ムツィオに設計を委ね、1931年10月28日に礎石が置かれ、1933年5月10日にミラノ初開催の第5回トリエンナーレに合わせて落成した。後にベルノッキ家はこの宮殿を市に譲渡した。
この建物は、古典的な要素と当時としては革新的だった現代的な素材を組み合わせることで、ノヴェチェント・イタリアーノ様式を示しています。イタリアで初めてクリンカータイルが使用されたのはここであり、現在も外観の特徴となっています。
正面入口はパルコ・センピオーネ南西端のヴィアーレ・アレマーニャ沿いにあり、カドルナ駅から徒歩数分です。建物は伸縮継手で構造的に独立した5つの区画に分かれているため、展示を区切りごとに見て回れます。1階の面積1,500平方メートルのガレリア・デッラ・トリエンナーレでは企画展を開催し、イタリア・デザイン博物館は2階にあり、大階段の上を渡る長さ14メートルの吊り橋でアトリウムと結ばれています。
緑のチポリーノ大理石で覆われた半円形のテラスは、ポルチコを通ってメインの建物とつながっています。このテラスからは、隣接するセンピオーネ公園の眺めが見えます。