Palazzo Pisani Gritti, イタリア、ベネチアの大運河沿いにある宮殿
パラッツォ・ピザーニ・グリッティは4階建ての宮殿で、尖ったゴシック窓が大運河に沿って並んでいます。建物は古典的なベネチア建築を示し、装飾的な要素はこの街の裕福な家族の洗練された生活水準を反映しています。
この宮殿は14世紀にピザーニ家のために建てられ、長い年月を経て数多くの改修が行われました。1525年にドージェのアンドレア・グリッティの住居となり、彼の名前が建物に付けられました。
この宮殿はかつて、ヴェネチアの貴族や商人たちが運河沿いで商談を行うための集いの場として使われていました。今日の部屋からも、この邸宅が街の社交・商業生活において重要な役割を担っていたことがうかがえます。
この宮殿は現在、高級ホテルとして運営されており、さまざまな宿泊施設と複数の食事処があります。水辺に直接面しているため、多くの客室から景色を楽しめます。
イギリスの美術史家ジョン・ラスキンと妻のエフィーは、中世ヴェネチア建築を研究するためにここに滞在しました。彼らの観察とスケッチは後に『ヴェネチアの石』にまとめられ、この都市の建築の伝統を記録する作品となりました。