Hellenic Institute of Byzantine and Post-Byzantine Studies in Venice, イタリア、ヴェネツィアにある研究機関および美術館
ギリシャ・ビザンチン及びポストビザンチン研究所は、サン・マルコ近くにある研究センター兼美術館で、サン・ジョルジョ・デイ・グレーチ教会やフランギニアン学院を含むいくつかの建物を占めています。ビザンチンの歴史、芸術、ギリシャ正教文化の研究と保存に焦点を当てており、コレクションや研究プログラムを通じて活動しています。
ギリシャ政府は1951年にイタリアとの教育協定を通じてこの研究所を設立し、1958年に正式に開所しました。研究所は、中世からこの都市に住んでいたヴェネツィアのギリシャ正教コミュニティから財産を引き継ぎました。
研究所は、ギリシャ正教コミュニティの宗教的・芸術的伝統を反映した約300点のビザンチン・イコンと多数の写本を所蔵しています。これらの作品は、ヴェネツィアでの何世紀にもわたる貿易と文化交流を通じて、東洋と西洋の芸術的伝統がどのように融合したかを示しています。
研究者や学者は、図書館やアーカイブでビザンチンの歴史、神学、美術史に関する専門的な資料を利用できます。研究所は定期的に学術会議を開催し、訪問者が学び、探索できる研究を発表しています。
この研究所は、ギリシャ国外で運営されている唯一のギリシャの研究センターであり、その写本コレクションには『アレクサンドロス大王物語』の写本が保存されています。この珍しい作品は、東西の文化交流の出会いの場としてのヴェネツィアの重要性を反映しています。