Fregionaia Hospital, ルッカ近郊の丘にある精神科病院
フレジョナイア病院は、ルッカ近郊の丘陵地に位置する精神科施設で、かつての修道院の建物を利用しています。敷地内には広い庭園と農地があり、それらは患者のケアや日常の活動に組み込まれていました。
この施設は、教皇クレメンス14世がラテラン修道会の修道院を医療機関に転用することを承認した後、1773年に開設されました。宗教的な空間のこの転換は、この場所での精神科医療の始まりを示しました。
医師のマリオ・トビーノはここで働き、後に患者の生活や医療行為を自身の著作に記しました。彼の記録は、20世紀にこの場所を特徴づけた日常の習慣や治療への取り組みを理解する手がかりを与えてくれます。
この場所はルッカ郊外の丘の中腹にあります。訪問中はでこぼこした道や坂がありますので、歩きやすい靴を履き、庭園や建物の空間をゆっくりと見て回る時間を取ってください。
患者は個別の宿舎に住み、特定の症例のための個室や、性別ごとの治療プログラムのための専用エリアがありました。また、オルガン付きのダンスホールもあり、回復の一環として作業療法と音楽療法が用いられていました。