Irbene RT32 radio telescope, ラトビアのイルベネにある電波望遠鏡
イルベネRT32電波望遠鏡は、ラトビア西部にある電波天文学施設で、回転構造に取り付けられた直径32メートルのパラボラアンテナを中心に構成されています。このアンテナは、宇宙からの信号を収集するためにさまざまな方向に向けることができ、敷地内には実験室スペースと小規模な展示もあります。
ソ連軍は1974年にこの施設を、監視目的で軍用コードネーム「ズヴェズドチカ」の下に建設しました。1991年にラトビアが独立を回復した後、科学者たちがこの場所を引き継ぎ、民間の電波天文学観測所に変えました。
RT32という名前は、アンテナの直径をメートル単位で直接示しており、それ自体が技術的な説明になっています。建物内では、ソ連軍時代の細部と現代の研究機器が並んでいるのを今でも見ることができます。
ガイド付きツアーは暖かい季節のみ行われており、訪問前に事前予約が必要です。施設はラトビア西部の人里離れた森林地帯にあるため、自分の交通手段があると移動がはるかに楽になります。
ほとんどの部品はウクライナの造船所で製造されたため、内部の一部は研究棟というより船のように見えます。この造船の構造論理は、構造物全体の金属加工や構造ディテールに見ることができます。