ワルザザート, モロッコのドラア=タフィラルト地方の町
ワルザザートはモロッコ南部のドラア=タフィラルト地方、ワルザザート州にある町で、高地がアトラス山脈から砂漠に向かって下っていく場所にあります。町の中心部には幅の広い通りが走り、黄土色の低い建物が並び、乾いた川床に沿ってヤシの木立が点在しています。
フランスの植民地当局は、1920年代にアトラス山脈とサハラ砂漠の間の古いキャラバンルート沿いに軍の前哨基地を設立しました。この集落は1956年のモロッコ独立後に発展し、1960年代から始まった映画制作を通じて国際的な注目を集めました。
町の端にあるカスバは、何世紀も前の日干しレンガ建築の手法を示しており、高い隅塔と焼き粘土の装飾が施されています。地元の家族は今もこれらの要塞構造の一部に住み、伝統的な工芸技術を守り続けています。
この町は、アイット・ベン・ハドゥやアトラス山脈南部の渓谷へのツアーやレンタカーでの旅行の拠点となります。ホテルやレストランの多くは、中心部を通る主要道路沿いにあり、駐車スペースも無料で利用できます。
町の端にあるいくつかの映画スタジオでは、再建されたエジプトの神殿やローマの円形闘技場を含む、国際的な作品のセットや小道具を見学できます。世界中からクルーが、安定した晴れの日と変化に富んだ砂漠の風景を求めてこの地域を訪れます。