Kuršumli An, 北マケドニア、スコピエ旧市街にあるキャラバンサライ。
クルシュムリ・アンは、スコピエ旧市街にかつてあった商人のキャラバンサライで、切り石で造られ、正方形の平面に中庭を備えています。建物は2層の回廊を持ち、アーチ状の通路が巡らされ、その上を鉛で覆われたドームが載っています。このドームが内部空間に形と輪郭を与えています。
この建物は16世紀のオスマン帝国時代に建てられ、バルカンの交易路を横断する旅行者の宿泊や商人の物品保管に使われました。当時、スコピエを周辺地域と結ぶ商業ネットワークの一部として機能していました。
この建物は現在、マケドニア博物館の一部として、地域アーティストによる現代美術の巡回展を開催しています。その空間は、地元の芸術家の声と創造的な対話を支援する文化イベントの会場としても利用されています。
この場所は市内中心部に近く、徒歩で簡単にアクセスできます。通常の開館時間に訪れることができ、ガイド付きツアーにも参加できます。イベントや展示の準備中は一部のスペースが利用できないことがあるため、事前にイベントカレンダーを確認することをお勧めします。
建物の名前の由来となった鉛で覆われたドームは、内部空間に独特の音響効果をもたらします。この音響特性により、現代音楽の演奏やコンサートイベントに適した会場となっています。