National Azulejo Museum, リスボンのペンヤ・デ・フランサ地区にある国立博物館
国立タイル博物館は、16世紀の修道院を利用した施設で、中世から現代までのタイルや装飾品を展示しています。展示は複数のギャラリーに分かれており、ポルトガルのタイル芸術と、建物のファサードや室内空間での多様な用途について詳しく紹介しています。
この複合施設は、1509年にレオノール王妃が修道院を設立したことに始まります。後に博物館として再利用され、1980年に国立の地位を獲得しました。この転換により、貴重な陶磁器コレクションが保存され、一般に公開されることになりました。
このコレクションは、ゴシック時代から現在までのポルトガルのタイル職人技の変遷を示しており、地域ごとの様式や芸術家の特徴が表れています。訪問者は、何世紀にもわたって模様や技術がどのように変化したか、またタイルがポルトガルの建物や空間の形成にどのような役割を果たしたかを観察できます。
建物は交通の便がよい地区にあり、ギャラリーは次々と見て回りやすい配置になっています。階段や廊下は広く、特に空いている時間帯は混雑せずに移動できます。
この博物館には、1755年の壊滅的な地震前のリスボンを描いた大きなパノラマタイルパネルが収められており、この災害前の都市の貴重な視覚的記録を残しています。この作品はコレクション全体の中でも最も貴重な作品の一つです。