Lake Vidraru, ルーマニア、アルジェシュ県にある貯水池
ヴィドラル湖はアルジェシュ県にある貯水池で、ファガラシュ山脈の山峡にダムを建設してできたものです。水は10キロ以上にわたって広がり、岸から急に立ち上がる森林に覆われた斜面の間を蛇行し、途中にいくつかの入り江を作り出しています。
ダムは1960年から1966年の間に建設され、約40キロのトンネルと坑道を掘削するプロジェクトでした。完成によりこの地域に電力がもたらされ、周囲の谷の水位は恒久的に変化しました。
右岸には「エネルギア」という像が立っており、水と下の発電所とのつながりを示しています。岸に沿って歩く人や対岸の丘から眺める人は、周囲の斜面に囲まれたこの像をまず目にすることがよくあります。
ダムの上を道路が通っており、湖岸へアクセスできます。湖岸からは周囲の尾根に向かって遊歩道が分かれています。夏には天候が安定し、水位が十分に高いときに湖上のボート遊びが提供されます。
発電所は山塊の内部、地表から100メートル以上下で稼働しており、高低差を利用して毎年大量の電力を生み出しています。この施設は訪問者には見えませんが、そのタービンは絶えず湖からトンネルを通って下の谷へ水を引き込んでいます。