Victoria Palace, ルーマニア、ブカレストの勝利広場にある政府庁舎。
ビクトリア宮殿は、アーケード状の1階、ファサードの細い列柱、そして奥行きを生み出す2つのセットバックした上層階を持つ、ストリップト・クラシシズム様式の3階建ての政府庁舎です。
1937年に建築家ドゥイリウ・マルクの設計で建設が始まりましたが、1944年のブカレスト空襲で大きな被害を受け、1952年に完了した大規模な再建につながりました。
当初はカララ大理石で覆われ、装飾的な浮き彫りパネルが施されていましたが、戦後の修復でトラバーチンに張り替えられ、華やかな装飾は省かれましたが、記念碑的な古典的性格は維持されています。
現在この建物にはルーマニアの首相と閣僚のオフィスがあり、国の行政運営と重要な政治的意思決定の中心的な本部として機能しています。
この宮殿は外務省から1990年にルーマニア初のポスト共産主義政府の本拠地へと役割を変え、国の民主化への転換点となりました。