Building of the Ministry of Finance of the Kingdom of Yugoslavia, セルビアのベオグラード、サヴスキ・ヴェナツにある保護文化記念碑
ユーゴスラビア王国財務省の建物は、不整形な平面と中庭を持ち、窓部分を分割する大きなピラスターがファサードを特徴づけています。構造は細部にわたる建築的デザインを示し、装飾的な要素が全体にわたって際立っています。
建設は1926年から1929年にかけて行われました。新しく成立したユーゴスラビア王国は財務省のための行政事務所を必要としていました。第二次世界大戦後、その用途は変わり、政府本部として再利用されました。
ブロンズ彫刻がドームの頂上を飾り、母なるセルビアと、豊穣、手工業、産業、そしてメルクリウスを表す人物像が描かれています。これらの象徴的な表現は、この建物が体現しようとした経済的理想を示しています。
この建物はベオグラード中心部のクネザ・ミロシャ通りとネマニナ通りの交差点に位置し、アクセスが容易です。現在はセルビア政府の庁舎として使用されているため、内部の一般公開は制限されていますが、通りから外観の建築様式やファサードの細部を鑑賞できます。
ロシア系セルビア人建築家ニコライ・クラスノフは、全体の構造を2か月足らずで設計し、以前のコンペの応募作品からアイデアを巧みに最終計画に取り入れました。この驚くほど迅速な設計プロセスは、建築家の機知に富んだ作業方法を示しています。