Anyuysky National Park, ロシアのハバロフスク地方にある国立公園
アニュイスキー国立公園は、ロシア極東のハバロフスク地方にある保護地域で、アムール川の支流であるアニュイ川に沿って広がっています。地形は、広い川の氾濫原から、密な混交林や低い山の尾根へと、水辺から離れるにつれて変化します。
この公園は2007年に設立されました。それまでの数十年間、伐採によって周囲の森林の多くが変化し、残された野生生物の生息地を保護する必要性が緊急になっていました。その設立は、さらなる損失が起こる前に極東の森林生態系を保護するというロシア全体の取り組みの一環でした。
ロシア極東の先住民族であるナナイ人は、代々アニュイ川で漁をし、狩りをしてきました。彼らの存在は、公園ができるずっと前から土地の使われ方を形作ってきました。公園の一部には、今でもナナイ語に由来する地名が残っています。
ハバロフスク市が公園への主な出発点であり、公園内には観光インフラがほとんどないため、ほとんどの訪問はガイド付きツアーで手配されます。夏から初秋は最もアクセスしやすい時期ですが、春の洪水で低地を横断するのが困難になることがあります。
公園を流れるアニュイ川は、ロシア極東で野生のサケが今も大量に遡上する数少ない川のひとつであり、そのため夏の終わりにはアムールトラやヒグマが川岸に姿を現します。大型の捕食動物が水辺近くで見られることは、現地のガイドがその時期にかなり予測可能だと考えていることです。