Saint Nicetas of Novgorod Church, ロシア、トゥーラの東方正教会
聖ニキータ教会はトゥーラにある煉瓦造りの正教会で、ドーム型の屋根と伝統的なデザインの要素が特徴です。内部にはロシアの礼拝所に共通する正教会の装飾と配置が保たれています。
この教会は1629年の文書に初めて登場し、トゥーラの宗教的景観における地位を確立しています。ソビエト時代の1930年に閉鎖されましたが、後に文化記念物として認められ、その構造は保存されました。
この教会は大殉教者ニキータにちなんで名付けられ、その交差点にあったニキツカヤ通りとスタロニキツカヤ通りの二つの通りもこの教会から名を得ました。最も崇敬されたのは「生命の泉」の生神女イコンで、伝承ではルギニン商人の家の門に掛けられ、盲目の商人ヤコフ・ババエフの治癒などの奇跡が帰せられました。1818年にアグリッピナ・ルギニナがこのイコンを教会に遺贈し、1827年にはその名を冠した上層の聖堂が聖別されました。
教会はトゥーラ中心部、ニキツカヤ通りとスタロニキツカヤ通りの交差点に建つ。1930年に閉鎖され、以後ほぼ65年間トゥーラ機械学院(のち工科大学)の研究室に使われた建物で、現在も活動中の教区ではない。地域の文化遺産に登録されており、通りの外から見学する形で、定まった公開時間はない。
この教会は1427年に筆写され、1778年に司祭イオアン・ゼヴデエフが寄進した福音書写本を所蔵していた。蔵書は1862年の『トゥーラ教区報』で紹介された。1930年から建物はトゥーラ機械研究所の実験室として約65年間使われ、後に地球物理研究所の潜水艦用計器検定部門が入った。