Church of Saint John the Evangelist under Elm-tree, ロシア・モスクワのトヴェルスコイ地区にある正教会
ニレの木の下の聖ヨハネ福音教会は、ノヴァヤ広場にある1825〜1837年建造の二層式帝国様式の教会です。下層のファサードは粗面石積みで、東側には漆喰のエンタブラチュアを持つ六本柱のポルチコがあり、上層はイオニア式列柱に囲まれた採光ドラムです。鐘楼の鐘室はドームと同じ高さにあり、二棟の教区住宅がアーチ門で結ばれて教会の両側に建っています。
木造教会の最初の言及は1493年、ニコン年代記に記された火災に関連するものです。1658年に煉瓦造の教会が建てられ、現在のアンピール様式の建物は1825年から1837年にかけて、地元の司祭ワシーリー・リュビモフの主導で建設され、建築家イワン・タマンスキーの設計とされています。1925年に閉鎖され、1934年からはモスクワ歴史博物館として使用され、2011年に礼拝が再開されました。
「ニレの木の下」という名は、1775年まで教会とその墓地のそばに立っていた大きなニレの木に由来します。歴史家ピョートル・スィーチンは、15世紀以前にクレムリンの東側の入口を守っていた密林に結びつけています。現在、この教会はロシア正教大学の学内礼拝堂として、展覧会や会議、若者の集いを開いています。
この教会はルビャンカ地下鉄駅から歩いてすぐで、モスクワ中心部からも徒歩で簡単にアクセスできます。礼拝に参加したい場合は、一般公開時間が変わることがあるので、事前に確認することをお勧めします。
この教会の名前は、木を直接参照している点で珍しいものです。これは、同じ守護聖人を持つ教会を区別するために、古いモスクワでよく使われた方法でした。モスクワのいくつかの教会は、まさにこの理由から同様のランドマークに基づく接尾辞を使用していました。