Chernyshyov's Estate, Yaropolets, ロシアのヤロポレツにある貴族の邸宅
チェルヌィショフ邸は、1760年代にザハール・チェルヌィショフ伯爵のために着工された煉瓦造の荒廃した宮殿で、設計はヴァラン・ド・ラ・モットに帰され、P・R・ニキーチンが施工したとされる。2階建ての中央棟にはメザニン、1階にアーチ開口、漆喰の花綱があり、円錐屋根の円塔がファサードを挟む。基部には濃色の柵が走る。半円形の回廊が宮殿と付属棟を結び、正面の全長は420メートルに達した。
ザハル・チェルヌィショフ伯爵は、軍事的功績をあげた後、1770年代にこの邸宅を由緒ある住居として設立しました。この邸宅は、帝政後期のロシア貴族文化の注目すべき例となりました。
屋敷の聖堂はカザンの生神女イコンに捧げられ、対称的な二つの部分を横断通路で結ぶ、他ではまれな構成をもつ。南西の後陣には元帥ザハール・チェルヌィショフのピラミッド形の墓があり、2002年にフョードル・シュビン作とされる大理石のメダリオンがそこから消えた。
この邸宅はモスクワ航空大学が管理しており、21世紀初頭から急速に荒廃が進んでいます。第二次世界大戦中に宮殿の広間は焼失し、屋根は崩落しました。公園は砲撃を受け、園内のパビリオンは失われました。ソ連末期に始まった修復はごくゆっくりとしか進んでおらず、建物への立ち入りは保証されていません。
敷地内の教会は、2つのつながったドーム状の部分と、円形、楕円形、アーチ形の窓が複数のレベルに配置された珍しいデザインを特徴としています。この建築的ディテールは、当時の典型的な教会とは一線を画しています。