Drottningskär Citadel, スウェーデンのカールスクローナ近郊にある要塞兼博物館
ドロットニングシェール要塞は、スウェーデン南部のカールスクローナのすぐ外側の小島に建てられた水上要塞で、4つの堡塁と、海軍砲を備えた中央の天守を備えています。構造物全体が海上にあり、かつてはスウェーデン海軍基地の外側の防御環を形成していました。
建設は1680年、カール11世がスウェーデン艦隊をブレーキンゲへ移した後の新たなカールスクローナ海軍基地整備とともに始まり、エリク・ダールベリが設計を手がけました。1730年代には陸側を守るためアスプ島に城壁、堀、ラヴリンが追加されました。ドロットニングシェールは1820年代までカールスクローナ外郭防衛線の主要塞であり、1870年代に武装解除され、1895年に防衛組織から外れました。
4つの堡塁はスウェーデンの女王クリスティーナ、ヘドヴィグ、マリア、ウルリカの名を冠しています。この要塞は1935年1月25日から国の建造物記念物に指定されており、現在は保存状態の良い博物館施設として公開されています。2008年には、ドンジョンと陸側の外郭を結ぶ木製の橋が復元されました。
要塞へはカールスクローナ港から船でしか行けず、訪問は通常季節限定でガイド付きツアーとなります。周囲が水で囲まれているため、事前に開館日を確認し、防風の上着を持参することをお勧めします。
エカチェリーナ2世は日記の中で、1788〜1790年に艦隊が海峡通過を断念した後、ドロットニングシェールを自身の計画を台無しにした「灰色のシラミ」と呼んだ。このあだ名は、カールスクルーナの入口における要塞の小さくも執拗な存在を指している。