Franciscan Church of the Annunciation, スロベニアのリュブリャナにあるバロック様式の教区教会
フランシスコ会受胎告知教会はリュブリャナのプレシェーレン広場にある初期バロック様式の教区教会である。1858年以降サーモンピンクに塗られたファサードは、下層にイオニア式、上層にコリント式のピラスターを持ち、上部の両側に渦巻き飾り、屋根線に3体の像を載せ、中央窓の下に「S. IVANA KRSTNIKA」の銘文が走る。右後方には緑のドーム屋根を持つ鐘楼が1基だけ立つ。内部は単一の身廊の両側に2列の側礼拝堂が並び、1935〜36年にマテイ・ステルネンが描いた筒天井と、主祭壇上のドーム付きバルダッキーノがある。
1628年に奉献されたバロック以前の聖マルティン教会がここにあり、1645年の火災で焼失した。アウグスティヌス会はそれを取り壊し、1646年に現在の教会を着工、1660年に完成した。コンラート・フォン・ルーエンシュタイン男爵は、受胎告知に捧げる教会とロレートの聖堂に倣った礼拝堂を建てる誓願で創建し、礼拝堂は1669年、教会は1700年にジークムント・クリストフ・フォン・ヘルベルシュタイン司教によって奉献された。鐘楼は1719年に続き、ファサードは1858年にフランツ・クルツ・ツム・トゥルン・ウント・ゴルデンシュタインによって全面的に改装された。
教会は受胎告知に捧げられ、ピンク色のファサードはフランシスコ会を象徴する。18世紀半ばにジガ・シェルピンが設立した修道院図書館は、ダルマティンの聖書と1800年以前に印刷された3万冊を所蔵する。フランツ・ゴルシッチ製作の教会オルガンはリュブリャナ最大の教会オルガンである。
入口はプレシェレン広場に面し、19世紀前半の広場整備の際に造られた三段の石階段から入る。中央と両側の段は丸みを帯び、手すりと植栽で区切られている。この教会はリュブリャナ・受胎告知教区の教区教会であり、隣接するフランシスコ会修道院の用も担っている。
修道院図書館は18世紀半ばにジガ・シェルピンが創設し、1895年の地震で倒壊した後、建築家ライムント・イェブリンガーの設計で再建された。7万冊のうち約3万冊は1800年以前のもので、彩色写本や初期刊本、ダルマティンの聖書も所蔵する。