Basilica of Our Mother of Mercy, スロベニアのマリボルにあるカトリックの大聖堂。
慈悲の母大聖堂は、1892年から1900年にウィーンの建築家リヒャルト・ヨルダンの設計で建てられた三廊式のネオロマネスク様式の教会です。外観は漆喰を塗らない暗赤色のレンガと灰白色の石材で構成され、金色の十字架を頂く高さ58メートルの双塔が正面入口を挟みます。内部の身廊は交差リブ穹窿、聖所は筒形穹窿です。
現在の教会は、当時マリボル城の所有者だったヨハン・ヤコブ・キスル伯爵の要望で1613~1620年に建てられたカプチン会の教会の跡地に、1892年から1900年にかけて建設されました。カプチン会修道院は1784年にヨーゼフ2世の下で解散し、1864年にフランシスコ会が教会と小教区を引き継ぎました。ミハエル・ナポトニク司教は1900年8月12日に新しい教会を祝福し、教皇ピウス10世は1906年11月7日に小バシリカに昇格させました。
この大聖堂は、カトリック教会がマリボルの精神的生活を形成する上で果たした役割と、中央ヨーロッパの伝統との結びつきを反映しています。訪問者は、この空間が礼拝と祈りのためにコミュニティを結集するように設計された様子を見ることができます。
この建物は簡単にアクセスでき、マリボルの住宅地にあります。現在も礼拝のために使われている活きた教会であるため、訪問時間は宗教的な礼拝や行事によって変わることがあります。
主祭壇は17種類の大理石で作られ、聖体櫃の扉には1181年のヴェルダン祭壇画を模したシャンプレヴェ enamel のアルファとオメガが描かれています。説教壇の浮き彫りにはラテン教父四人が表され、その天蓋の上には洗礼者ヨハネが立っています。