Malta Kiosk, イスタンブール、ユルドゥズ公園内のレストラン
マルタ・キオスクは、丸い大理石の柱とガラス張りのホールを持つ2階建てのネオ・バロック様式の建物で、ユルドゥズ公園内からボスポラス海峡を眺めることができます。現在は、この歴史ある庭園の中でトルコ料理を提供する飲食店として運営されています。
この建物は1870年に建築家サルキス・バリヤンによって、スルタン・アブデュルアズィズのために狩猟用のロッジとして設計され、基礎にはマルタ産の石灰岩が使われました。スルタン・ムラト5世が廃位された後、アブデュルハミト2世の命令で拘留場所として使用されました。
この建物はヨーロッパの建築様式とオスマンの伝統を融合させており、19世紀のイスタンブールが西洋のデザインの影響を取り入れたことを示しています。この融合は装飾の細部や、構造全体の空間の配置に見ることができます。
この場所はユルドゥズ公園の手入れの行き届いた敷地内にあり、庭園の小道を歩いて行きます。公園の地形は傾斜があり、建物にたどり着くまでにかなり歩くため、歩きやすい靴をおすすめします。
この建物の名前は、建設に使われたマルタ産の石灰岩に由来しており、イスタンブールの建造物としては意外な歴史的詳細です。この特定の材料の起源は、この場所を特徴づける中心的な要素であるにもかかわらず、今日ではあまり知られていません。