Azov National Nature Park, ウクライナのザポリージャ州にある国立自然公園
アゾフ国立自然公園は、アゾフ海の岸辺に沿って、海岸湿地、草原、湖岸の生息地を組み合わせた保護地域です。景観には塩性湿地、淡水のラグーン、開放的な草原が含まれ、多様な野生生物を支えています。
この公園は、アゾフ海北西岸の草原と水域の複合体を保護するため、2010年2月10日にヴィクトル・ユシチェンコ大統領の令によって設立された。その前史として長い保護運動があり、1921年にはマリウポリ博物館がベロサライスカ砂嘴の保護を求めた。1927年にはウクライナ・ソビエト社会主義共和国政府が約3万2千ヘクタールのプリモルスキー保護区を設置し、この砂嘴とオブィトチナ砂嘴が含まれた。保護区は1951~1957年にほぼ廃止され、1980年のコサ・オブィトチナ景観保護区や1994年のベルダ川氾濫原保護区などを経て保護が再開された。
公園の名はアゾフ海に由来し、その領域にはモロチナ川とウトリュク川の河口、シヴァシ湖、フェドトヴァ砂嘴とベルジャンシク砂嘴が含まれる。モロチヌイ・リマンとベルダ川河口のベルジャンシク湾・砂嘴という二つの湿地はラムサール条約に登録され、公園の一部を成している。
訪問者は、標識のある遊歩道を歩き、観察ポイントで野生生物を観察したり、公園スタッフによるガイドツアーに参加したりできます。春と秋は、渡り鳥の観察やさまざまな生息地を快適に探索するのに最適な条件です。
フェドトヴァ砂嘴は公園から西へ延び、ヘルソン州のアゾフ・シヴァシュ国立公園に属するビリュチー島の砂嘴へと続いています。公園には小島マルイ・ゼンズィク島とヴェリキイ・ゼンズィク島、アスタピハ諸島も含まれ、いずれも厳正保護地区に指定されています。