Cathedral Basilica of Saints Peter and Paul, アメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィアの大聖堂
聖ペテロ・パウロ大聖堂は、フィラデルフィア中心部のローガン・スクエアにあるローマ・カトリックの大聖堂です。茶色の砂岩の壁が銅板葺きのドームの下にそびえ、通りに面した側面には地上からかなり高い位置に窓があります。
建設は1846年に建築家ナポレオン・ルブランの設計で始まり、イタリア・ルネサンス様式とパラディアン様式の伝統から着想を得て1864年まで続きました。窓を高い位置に配置したのは、当時フィラデルフィアを揺るがした暴力的な反カトリック暴動に対する保護対策でした。
この教会は、使徒ペテロとパウロの両方を称える双冠名を持ち、ローマから授与された教皇大聖堂としての地位を反映しています。今日、礼拝者は複数の側祭壇を備えた空間で、個人的な祈りと共同の典礼の両方を行うために集まります。
訪問者はベンジャミン・フランクリン・パークウェイ近くのレース通りから入場し、ほとんどの日は午前中から夕方早くまで内部を見学できます。構造上、複数の側部礼拝堂と主身廊を通って歩くことができ、日中は高い窓から自然光が差し込みます。
内部の装飾品の一部は、イタリアの巨匠のデザインに従って製作され、祭壇や彫刻はヨーロッパから直接輸入されたものです。この空間の音響特性により、現代の拡声装置なしでも典礼聖歌が後方の座席まではっきりと届きます。