サヌア, イエメン高地にある首都
サヌアはイエメンの首都で、標高2,200メートルの高地にあり、山々に囲まれています。黒い玄武岩と白い石膏の装飾で造られた多層の塔状住宅で知られています。旧市街は、何百もの歴史的建物の間を縫う狭い路地が迷路のように入り組んでいます。一方、新しい地区は古代の城壁の外に広がっています。
西暦70年の碑文には、この集落がサバエア人の交易拠点として記されており、後にアデン港と内陸部を結ぶキャラバンルート上の重要な拠点に発展しました。大モスクは7世紀に預言者ムハンマドの存命中に創建され、現在も街の景観を形作っています。
旧市街には塩市場があり、そこでは香辛料、干し果物、銀の宝飾品が、何世代にもわたって受け継がれてきた方法で売られています。狭い路地では、住民がお茶を飲みながら集まり、共同のパン焼き窯で地域コミュニティのために新鮮なパンが焼かれます。
旧市街は徒歩での見学が最適で、でこぼこした石畳の道には歩きやすい靴がおすすめです。朝早くは、高原の昼間の暑さが始まる前に市場を散策するのに適しています。
それぞれの塔状住宅には、窓の周りに白い石膏の模様があり、家族ごとに異なり、建築のサインのような役割を果たしています。家の上部にある色とりどりのガラス窓はカマリヤと呼ばれ、特に午後には内部の部屋に色とりどりの光を投げかけます。