Nizhnehopersky Nature Park, ロシア、ヴォルゴグラード州の自然公園
ニジネホピョールスキー自然公園は、ヴォルゴグラード州のクムィルジェンスキー、アレクセーエフスキー、ネチャーエフスキーの3地区にまたがる、ホピョール川下流の23万ヘクタールの保護区である。「ヨーロッパで最も清い川」と呼ばれるホピョール川が軸となり、ブズルク川、クムィルガ川、アキシェフカ川、ティシャンカ川が注ぐ。右岸はカラチ台地、左岸はホピョール・ブズルク平野にあり、黒土上の針茅草原、谷のオーク林、氾濫原の森、白樺の小森が点在する砂地、湧水、花崗岩の巨礫が見られる。
公園は2003年、ヴォルゴグラード州ドゥーマの法律と州行政の決定によって設立され、同時に管理を行う国立機関も設置された。面積は23万ヘクタールで、ホピョール川下流域のクムィルジェンスキー、アレクセーエフスキー、ネチャーエフスキーの3地区にまたがり、連邦・州・地方レベルの保護自然地域19か所を含む。
公園は、草原やオーク林、氾濫原の森と並んで、コサックの集落と生活の伝統的な仕組みを損なわずに保護している。クムィルジェンスキー地区の「祖国の擁護者、ドン・コサック」記念碑や、かつての見張り所でクムィルジェンスカヤ・スタニツァの最初の集落の一つだったコシャフ山が、コサックの存在を示している。
公園はホピョール川下流域のクムィルジェンスキー、アレクセーエフスキー、ネチャーエフスキーの各地区にまたがり、ホピョール川と支流のブズルク川、クムィルガ川、アキシェフカ川、ティシャンカ川が軸となる。シャキンスカヤの樫林とキピャシチー泉は公園職員の同行がなければ入れないため、事前に手配が必要。草原の道と砂地を想定しておくこと。
公園の分水界や斜面には、ドニエプル氷期のドンスコイ舌端が残した0.5〜1メートルの花崗岩の巨礫が点在する。樹齢200年を超え地域最南端の丘陵性オーク林シャキンスカヤ・ドゥブラヴァには「キピャシチー」と呼ばれる泉があり、公園職員の同行がなければ入れない。